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鏡を見るたびに気になる目の下のクマ。コンプレックスを解消し、明るい表情を手に入れたいと「クマ取り」を検討している方も多いでしょう。しかしその一方で、「もし失敗したらどうしよう」という大きな不安を抱えていませんか?顔の印象を決定づける繊細な目元だからこそ、その心配は当然です。
実際に、安易なクリニック選びが原因で「目の下が凸凹になった」「涙袋が消えてしまった」、さらには皮膚がひきつれて「アッカンベーのような状態になった」など、取り返しのつかない結果に苦しむケースは後を絶ちません。「こんなはずじゃなかった」と後悔しても、修正は決して簡単ではないのです。
この記事では、そうした最悪の事態を避け、心から満足できる結果を得るために、施術前に知っておきたい「後悔しないためのクリニックの選び方」を7つの条項にまとめて徹底解説します。医師の視点から、具体的な失敗例とその原因まで深く掘り下げていきますので、あなたの未来を守るための知識としてお役立てください。
クマ取りの施術を検討する際、多くの方が期待と同時に不安を抱えています。 「もし失敗したらどうしよう」という懸念は、当然のことと言えるでしょう。
美容医療は、より良い自分を目指すための有効な選択肢の一つです。 しかし、全ての医療行為にはリスクが伴うことを忘れてはなりません。 特に目元は、顔の印象を決定づける非常に繊細で重要な部位です。
施術後の結果にご満足いただくためには、事前の情報収集が不可欠です。 どのような失敗例があり、その原因はどこにあるのかを正しく理解しましょう。 この知識が、ご自身が納得できる施術を選び、信頼できる医師を見極めるための羅針盤となります。

クマ取りにおける失敗例として、目の下の脂肪(眼窩脂肪)の量に関する問題が挙げられます。 これは、術前の診断精度と、執刀する医師の技術に大きく左右される部分です。
脂肪の取りすぎによる影響
目の下の膨らみの原因である眼窩脂肪を取りすぎると、その部分が過度に窪んでしまいます。
この窪みが新たな影を作り出し、かえって疲れた印象や老けた印象を強く与えることがあります。
また、脂肪という内容物が減ることで皮膚が余り、これまで気にならなかった小じわやたるみが目立ってしまうケースも少なくありません。
脂肪の残しすぎ・取りムラによる影響
反対に、脂肪の除去量が不十分だと、膨らみが解消されず施術の効果を実感できません。
部分的に脂肪が残る「取りムラ」が生じると、目の下が凸凹して不自然な仕上がりになります。
もともと人の顔は完全な左右対称ではありませんが、その差を考慮せずに施術を行うと、かえって左右差が強調されてしまうこともあります。
これらの失敗は、医師が患者様一人ひとりの骨格、皮膚の厚さ、脂肪の分布を正確に見極めることで回避できます。 適切な量の脂肪を、適切な位置から丁寧に取り除く繊細な技術が求められるのです。
目の下の窪みを補う目的で、ご自身の体から採取した脂肪を注入する施術があります。 この際、注入した脂肪が硬い「しこり」として残ってしまうことがあります。 これは、注入された脂肪細胞が新しい場所でうまく生着できなかった場合に起こる現象です。
しこりができる主な原因は、一度に多量の脂肪を注入することにあります。 脂肪を一つの塊として注入すると、中心部の細胞まで栄養を運ぶ血流が行き渡りません。 その結果、栄養不足に陥った脂肪細胞は壊死してしまいます。
通常、壊死した細胞は体内の免疫細胞によって吸収・処理されます。 しかし、壊死した量が多いと処理が追いつかず、組織が膜を形成し、硬いしこりとして残るのです。 さらに、この壊死した組織にカルシウムが沈着する「石灰化」が起こると、しこりはより一層硬くなります。 これは体内で起こる異物反応の一種です。
しこりを防ぐためには、採取した脂肪を細かく処理し、少量ずつ丁寧に注入する技術が必要です。 万が一しこりができても、小さいものであれば時間経過で柔らかくなることもあります。 しかし、大きい場合や石灰化してしまった場合は、切開して取り除く手術が必要になる可能性があります。
涙袋は、目のすぐ下にある眼輪筋(がんりんきん)という筋肉の隆起によって形成されます。 この涙袋は、目元に若々しく優しい印象を与える重要なパーツです。 クマ取りの術式によっては、この涙袋に意図しない変化が生じることがあります。
涙袋の消失
皮膚のたるみも同時に切除する術式(ハムラ法など)では、皮膚と一緒に眼輪筋の一部を切除することがあります。
このとき、眼輪筋を過剰に切除してしまうと、涙袋が小さくなったり、消失したりする原因となります。
一方で、まぶたの裏側から脂肪のみを取り除く「経結膜脱脂法」では、基本的に眼輪筋には触れないため、このリスクは低いと考えられています。
不自然な形の変化
脂肪注入を併用した場合、注入量が多すぎたり注入箇所が不適切だったりすると、表情との連動がうまくいかなくなることがあります。
特に笑った際に、注入した脂肪の部分だけが不自然に盛り上がり、凸凹して見えることがあります。
これは、注入された脂肪が、表情を作る筋肉の自然な動きに馴染んでいないために起こる現象です。
涙袋の自然な形を保つためには、解剖学的な深い知識と、表情の変化まで予測する繊細な技術が不可欠です。
下まぶたの皮膚を切開する術式で起こりうる、重篤な合併症の一つが「外反(がいはん)」です。 これは、下まぶたが下方向に強く引っ張られ、まぶたの裏側にある赤い粘膜(結膜)が見えてしまう状態を指します。 俗に「アッカンベー」の状態と言われるものです。
外反の主な原因は、たるみを改善しようとして皮膚や、その下にある眼輪筋を過剰に切除してしまうことです。 皮膚や筋肉の絶対量が不足することで、まぶたが下に引っ張られ、外反が生じます。
外反が起こると、見た目の問題だけでなく、目の機能にも深刻な影響を及ぼします。
| 問題の種類 | 具体的な症状 |
|---|---|
| 見た目の問題 | ・常に赤い粘膜が見えてしまう |
| 機能的な問題 | ・目が完全に閉じにくくなり、ドライアイが悪化する ・涙が正常に排出されず、常に涙目になる(流涙) ・角膜(黒目)が乾燥し、傷がつきやすくなる ・ゴミが入りやすくなる、結膜炎のリスクが高まる |
ドライアイは単なる不快症状ではありません。 放置すると角膜障害や視力低下につながる可能性もある、重大な医学的合併症です。 外反を修正するためには、多くの場合、別の部位から皮膚を移植するなどの再手術が必要となります。 このリスクを避けるためには、医師が皮膚の切除量を慎重に見極めることが極めて重要です。
クマ取り治療で期待した結果と異なり、深く悩んでいらっしゃるかもしれません。 また、これから治療を受けるにあたり、後悔しないための準備について知りたい方も多いでしょう。
美容医療は、心身の健康にも繋がる前向きな選択肢の一つです。 しかし、予期せぬ結果は、見た目の問題だけでなく精神的にも大きな負担となり得ます。 満足のいく結果を得るには、治療前の情報収集とカウンセリングでの確認が非常に重要です。
そして、万が一問題が起きた際にどう行動すればよいかを知っておくことは、心の安心にも繋がります。 ここでは、失敗を避け、もしもの時に備えるための具体的な行動について、医師の視点から解説します。

カウンセリングは、医師から一方的に説明を受ける場ではありません。 ご自身の希望を伝え、疑問や不安を解消するための大切な対話の機会です。
特に、術式ごとのリスクを正しく理解し、納得した上で治療を選択することが後悔しないための鍵となります。 以下の質問リストを活用し、医師の回答を比較検討の材料にしてください。
| 分類 | 具体的な質問例 | 確認するポイント |
|---|---|---|
| ①診断について | ・私のクマの主な原因は何ですか?(脂肪、たるみ、色素沈着など) ・なぜそのように診断したのか、解剖学的な根拠を教えてください。 |
診断の正確性は治療結果を左右します。医師が骨格や皮膚の状態を丁寧に診察し、論理的に説明できるかを確認しましょう。 |
| ②治療法の提案 | ・私の状態に最も適した治療法はどれですか? ・他の術式と比較した際のメリット・デメリットを具体的に教えてください。 |
一つの術式を強く勧めるのではなく、複数の選択肢を提示し、それぞれの長所・短所を公平に説明してくれる医師は信頼できます。 |
| ③リスクと合併症 | ・この術式で起こりうる合併症(頻度が高いもの、重篤なもの)は何ですか? ・脂肪注入の場合、しこりや石灰化のリスクと予防策を教えてください。 ・皮膚切開の場合、外反(アッカンベーの状態)のリスクを避けるための工夫は何ですか? |
リスクの説明を曖昧にせず、具体的な事例や対策を交えて正直に話してくれるかを見極めましょう。誠実な姿勢がうかがえます。 |
| ④医師の実績と体制 | ・先生はこの術式を年間で何件ほど行っていますか? ・これまで経験した合併症や、その際の対応について教えていただけますか? ・緊急時の連絡体制や、夜間・休日の対応はどうなっていますか? |
医師の技術力だけでなく、トラブル発生時の危機管理能力も重要です。クリニック全体のサポート体制を確認しておくと安心です。 |
| ⑤費用と保証 | ・もし結果に左右差や凹凸が出た場合、どのような保証制度がありますか? ・修正が必要になった場合の費用は誰が負担するのでしょうか? ・保証の適用期間や条件について、具体的に教えてください。 |
費用や保証に関する説明は、契約前に文書で確認することが不可欠です。口頭での説明だけでなく、書面の内容を重視しましょう。 |
これらの質問を通じて、医師の説明の明快さ、誠実さ、そしてリスク管理能力を見極めることが大切です。
一度目の手術で満足のいかない結果となった場合、修正手術を検討することになります。 しかし、修正手術は初回の手術よりも組織の状態が複雑なため、医師にはより高度な技術と経験が求められます。
初回手術によって、皮膚の下では組織同士がくっつく「癒着(ゆちゃく)」や、組織が硬くなる「瘢痕(はんこん)化」が起きています。 これにより、本来の解剖学的構造が見えにくくなるため、手術の難易度は格段に上がります。 焦ってクリニックを決めず、以下の3つのポイントを参考に慎重に医師を見極めましょう。
修正手術の経験が豊富であること
クマ取りの執刀数だけでなく、「修正手術」を専門的に、あるいは数多く手がけている医師を選びましょう。クリニックのウェブサイトで、自分と似た状態の修正症例写真を確認できると、より安心です。
失敗原因を的確に分析し、論理的に説明できること
なぜ初回の手術がうまくいかなかったのか、その原因を解剖学的な観点から的確に分析してくれる医師は信頼できます。例えば、「脂肪の取りすぎ」という表面的な問題だけでなく、「どの層の脂肪が、どの程度過剰に除去されたか」まで踏み込んで説明できるかを確認しましょう。
修正手術の限界と新たなリスクを正直に伝えること
修正手術は万能ではありません。組織の癒着などにより、改善には限界がある場合や、新たなリスクを伴う可能性もあります。「必ず元に戻る」といった安易な言葉ではなく、現実的なゴールとリスクについて包み隠さず説明してくれる誠実な姿勢も、良い医師を見極める重要な判断基準です。
万が一、治療結果に問題が生じた場合、クリニックの保証制度の利用や交渉が必要になることがあります。 トラブル時に冷静に対応するため、事前に知っておくべき基本的な知識を押さえておきましょう。
契約書と同意書の確認
施術前に署名する契約書や同意書には、保証の範囲、期間、適用条件などが明記されています。安易に署名せず、内容を十分に理解し、必ず控えを保管してください。「明らかな左右差が生じた場合」など、どのような状態が保証の対象になるのかを事前に確認することが重要です。
まずはクリニックとの話し合いを
問題が生じた場合、まずは感情的にならず、施術を受けたクリニックに連絡し、現状を正確に伝えましょう。術後の写真など、客観的な記録を用意して診察を受け、医師の見解を聞くことが第一歩です。この話し合いの記録(日時、担当者、内容)もメモしておくと良いでしょう。
第三者機関への相談
クリニックとの話し合いで解決しない場合や、対応に納得できない場合は、第三者機関に相談することも可能です。
美容医療での望まない結果は、見た目の問題だけでなく、心にも大きな影を落とします。 「なぜ自分だけが」「あの時こうしていれば」と自分を責めたり、人と会うのが怖くなったりすることもあるでしょう。
内科医の視点から見ても、強い精神的ストレスは不眠、食欲不振、自律神経の乱れなど、全身の不調に繋がります。 身体の回復とともに、心のケアも非常に大切です。一人で抱え込まず、以下の方法を試してみてください。
信頼できる人に気持ちを話す
ご家族や親しい友人など、安心して話せる相手に現在の辛い気持ちを打ち明けてみましょう。誰かに話を聞いてもらうだけでも、心が少し軽くなることがあります。
専門家のサポートを受ける
精神的な落ち込みが続き、日常生活に支障が出ている場合は、心理カウンセラーや心療内科、精神科といった心の専門家に相談することも有効な選択肢です。専門家はあなたの気持ちを受け止め、回復への道を一緒に考えてくれます。
インターネットの情報から距離を置く
失敗に関する情報を探し続けることは、かえって不安や恐怖を増大させることがあります。客観的な情報を集めることは大切ですが、辛い時は意識的にスマートフォンやパソコンから離れ、心を休ませる時間を作りましょう。
自分自身を責めないこと
当時は、得られる情報の中で最善の選択をしたはずです。予期せぬ結果になったことで、ご自身を過度に責める必要はありません。まずは心と身体を休ませ、これからのことをゆっくり考える時間を持つことが大切です。
今回は、クマ取りの失敗例と、それを避けるための具体的なクリニック選びのポイントについて詳しく解説しました。
満足のいく結果を得るために最も大切なのは、医師の技術力や実績はもちろんのこと、あなたの不安や疑問に真摯に耳を傾け、リスクについても正直に説明してくれる誠実な医師を見極めることです。
カウンセリングは、そのための最も重要な機会となります。ぜひこの記事で紹介した質問リストなどを活用し、ご自身が十分に納得できるまで話し合ってみてください。
焦らず慎重に情報を集め、心から信頼できる医師を選ぶこと。それが、後悔のないクマ取り治療につながるでしょう。
監修医師プロフィール
近畿大学医学部医学科 卒業
大和高田市立病院 麻酔科
奈良県立医科大学附属病院 眼科
大手美容クリニック 仙台院
大手美容クリニック 銀座院
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