Mirrora CLINICをはじめたのは、「美容とは、ただ何かを足したり引いたりするものではないのでは」と感じたことがきっかけでした。
自分自身の顔に長く向き合ってきたつもりでしたが、あるとき、もっと丁寧な関わり方があるかもしれないと気づいたんです。たとえば、ふとした喜びや、泣いたあとのやわらかさ。そういった感情が自然ににじむ顔は、整った造形以上に、その人の美しさを語ってくれるのではないかと思っています。MIRRORAでは、そんな「今の自分を大切に思える」瞬間をつくる医療を目指しています。

目もとは、感情や体調がもっとも表れやすい場所だと感じています。眠れなかった日、ふと笑った瞬間、悩んでいた時間。そのすべてが目もとににじみ出るからこそ、私たちはこの繊細なパーツに丁寧に向き合いたいと考えています。単に若返らせることが目的ではなく、「今日の自分も、悪くない」と思えるような、自分らしさをそっと肯定できる目元づくりを大切にしています。

理想の姿を追い求める中で、多くの方が「もっとこうなりたい」というより、「今の自分を好きになれたら」と願っているように感じています。だからこそ、私たちは“変える”こと以上に、“安心できる自分”に近づけることを大切にしています。うれしい日も、そうでない日も、鏡を見るたびに少しほっとできる。そんな感覚を持っていただけるよう、ひとりひとりの想いに寄り添った治療を心がけています。

Mirroraという名前には、“Mirror（鏡）”に“ora（祈り）”を重ね、自分の顔にふと気づく瞬間を、大切にしてほしいという想いを込めました。
年齢やシミ、ちょっとした揺らぎも、すべてはその人だけのストーリーです。私たちが目指すのは、過去に戻すことではなく変えることでもなく、“今”を丁寧に整えることです。
「今日の私、悪くないかも」──そんな小さな自信が、明日を明るく照らすことを願っています。